接客好きが短期で稼ぐならセール&催事!百貨店でお仕事体験しよう

百貨店にはさまざまな売場があります。百貨店で働くスタッフは、常設の売場で働いている人が大多数ですが、そのほかに催事場のスタッフもいます。催事場のスタッフは、売場のスタッフとは仕事内容が異なります。ここでは、催事場のスタッフがどのような仕事をするのかをお伝えします。

催事の概要とその種類

百貨店で行われるイベントと言えば、催事です。催事とは特別な催しのこと。百貨店には、売場とは別に催事場という専用スペースが設けられており、多目的に使えるようになっています。主に週替わりで催事が行われており、催事場を区切って複数の催事が行われる場合もあります。

百貨店の催事の種類は、クリアランスセール、お中元やお歳暮ギフトの受付、バレンタインチョコレートなどの季節限定商品の販売、地方の物産展、書画展・写真展などの文化催事など、多種多様です。催事の中には、物販業者が一定期間百貨店に出店する形式になっているものもあり、業者にとっても販売促進のための重要なイベントとなっています。

催事場ではどんな仕事をするの?

催事場のスタッフの仕事は、主に接客やレジ打ちになります。催事場での接客は、お越しいただいたお客さまに商品の説明をしたり、試食や試飲をすすめたり、カウンター内でのお会計(入金)の手続きや商品の包装・梱包などを行います。

催事場では、ブースごとにレジが設けられている場合と、一箇所にレジがまとめられている場合があります。ブースごとにレジが分けられている場合は、各ブースでお会計や商品の包装・梱包を行うことになります。一方、専用のレジカウンター(お会計カウンター)が一箇所にまとめられている場合には、接客担当のスタッフがレジとお客さまの間を行き来して、代金や商品の受け渡しをすることになります。

なお、催事場では一週間程度で別の催し物に変わることが多いため、商品の陳列もその都度行わなければなりません。そのため、催事場のスタッフの仕事には、催事の準備や後片付けも含まれています。

催事場のスタッフはどんな人が向いている?

百貨店の催事場での仕事は、ひとつの催事が一週間程度で終わりますから、短期のアルバイトや派遣で、催事ごとにスタッフを募集するケースが多くなっています。なお催事スタッフは、百貨店によって直接募集されていることもありますが、出店型の催事では出店する業者によって募集されるケースも多いです。催事が行われる一定期間は拘束されますが、一週間程度で勤務が終わりますので、短期間にしっかりと稼ぎたいという人におすすめです。

また、オペレーション(運営)を担当するチームを有している百貨店もあります。その場合、長期的に勤務ができるスタッフを募集することもあるようです。 

百貨店で働きたい場合には、通常の売場スタッフとして働く以外に、催事場のスタッフとして働く方法もあります。催事場は馴染みのある季節ごとの「イベント」(クリスマスやバレンタイン、七夕や七五三など)を中心としたものも多いため、気軽に応募できるのがメリットです。販売職の経験を積むことができ、短期間でしっかりと稼げる催事場のスタッフとして働いてみたり、四季折々の催事を肌で感じながら長期的なスタッフとして働いてみることなどを、この機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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