人気のアクセサリー店員が身につけている6つの接客スキルを徹底分析!

アクセサリーは、女性のファッションをさらにおしゃれに仕上げるアイテム。
そのアクセサリーを取り扱う販売員は、落ち着いた雰囲気で接客するイメージがありますが、実際にはどのようなスキルが必要なのでしょうか。
今回は、アクセサリー販売員が身につけておくべき接客スキルをご紹介していきます。

清潔感のある身だしなみ

アクセサリー販売員に限らず接客販売関係のお仕事では、『清潔感のある身だしなみ』が重要視されます。
アクセサリー販売の場合はとくに手元を見られやすいため、マニキュアがはがれていたり手が荒れてガサガサになっていたりといったことがないように日ごろからのケアが大切。
マニキュアのカラーにも気を配り、メーカーの方針やブランドイメージに合わせることも必要です。
また、ショーケースから商品を取り出すなど下を向いて作業をすることも多いため、ロングヘアの場合は髪をまとめ、すっきりとした清潔感を演出しましょう。

多岐にわたる情報収集力

アクセサリーショップには、性別年代を問わずさまざまなお客さまが来店されます。
高額商品を取り扱うお店ではとくに、ご年配のお客さまや富裕層の方もいらっしゃるため、政治や経済にまつわる時事問題や歴史、野球やゴルフなどのスポーツ情報、温泉やホテルといった話題性の高い宿泊施設など、視野を広げた情報を収集しておくことが大切。
すべてのカテゴリーを把握することは難しく感じますが、経験を重ねるうちにお客さまから得られる情報量も増えていきます。
キャリアが浅いうちは、休憩時間を利用してWEBニュースをチェックするなど、話題となった名称やキーワードだけでも知っておきましょう。

観察力

アパレル接客にも必須とされる観察力は、アクセサリー販売員にも必要になります。
アクセサリーショップに来店されるお客さまは年齢層だけではなく、デイリーなお買いものやご自分へのご褒美、プレゼントなどニーズの幅も広く、どのような目的をお持ちなのかを知ることから始まります。
まずはお客さま自身の持ちものや服装、身につけている時計やアクセサリーなど、目に見える部分からその方の好みを知り、会話のなかでお探しのアイテムを確認していきます。

商品知識

商品知識はアクセサリーを販売するうえで重要性が高いスキルです。
イエローゴールドとピンクゴールド、ホワイトゴールドの違い、18金と24金の違い、それぞれがもつイメージや特性、お手入れ方法も商品知識に含まれます。
また、リングはデザインによってサイズ感と着け心地が異なるため、それぞれの特徴について知っておく必要があります。
また、高級ジュエリーにおいてはご自身用やギフトニーズを問わず、ブランドのネーミングに価値を感じるているお客さまが多くいらっしゃいます。
その場合、ブランドの歴史やコンセプトに軽く触れたり、デザインの由来、雑誌掲載情報をご紹介したり、新作アイテムであれば発売時期もあわせてご説明しましょう。
ブランドにまつわる情報をきめ細やかに提供することで、ブランドの価値とともに販売員への信頼性もさらに高まります。

質問力

質問力も販売員には欠かせないスキルのひとつ。
ご自身でお使いになるものを購入される場合、お客さまがご覧になっている商品について簡単に説明をしながら、「こちらのリングは指がとてもきれいに見えます」など、商品の特徴をひとこと添えてください。
このようなアプローチに対する反応や返答をきっかけに、探されているアイテムを確認し、さらにはご希望の素材やデザインをうかがっていきます。

プレゼントとして購入される場合は、贈りたいアイテムやデザインを決められているケースと決められていないケースがあります。
おおまかなイメージをお持ちのお客さまにはご希望の素材やデザインから確認し、決められていないようであれば、贈られる方の年代やファッション傾向、持ちものや色の好みを失礼のない範囲でうかがいます。
このとき、お客さまのお話に耳を傾けながら相槌とうなずき、共感する姿勢を意識して対応することが大切です。

提案力

お客さまとの対話のなかから、アイテムの種類・素材・デザイン・ボリューム感などその方が重要視しているポイントを察知し、お客さまがお考えのイメージに見合った商品を提案します。
また、トレンドに敏感なお客さまには、対話のなかで最近のトレンド傾向や新作について触れ、興味を示された場合は新デザインをいくつかご紹介しましょう。
そしてクロージングでは、お手持ちのアイテムやほかのアクセサリーとのコーディネート提案も忘れずに行います。

最後に

ラフなデザインからハイクラスなものまで展開するアクセサリーは、トレンドに左右されにくく、シーズンを問わず身につけることができるアイテムです。
また、ギフトとして贈られた場合は記念の品となり、大切に愛用されますよね。
長く身につけられるアイテムだからこそ、きめ細やかな接客対応でそのアクセサリーの価値をさらに高められれば理想的ですね!

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