今日は大事な採用面接の日。普段にはない緊張感でドキドキしているところに、まさかの電車遅延!運転見合わせ!満員電車や緊張で体調不良!車で面接場所まで向かっていたら、なんと事故渋滞!大切な時に限って、思いもよらないことで遅刻しそうになってしまうことってありますよね。
そんな緊急事態への適切な対処法をご紹介します。
荷物挟まり、乗客トラブル、異音確認など、電車が遅延する原因は様々あります。また首都圏などでは複数の路線が乗り入れているため、自分が乗車している路線以外の影響を受けることもしばしば。また、大雪や台風など天候によっても交通機関は大きく左右されるため事前の情報収集も重要になります。また休日、祝日は運行状況が異なる場合もあるので注意が必要です。
【ポイント】
(1)乗換案内で別のルートを検索 → 振り替え輸送を行っているかを確認しましょう
(2)迂回ルートで何時頃に到着するか試算する → 余裕をもった目安時間を設定しましょう
(3)相手に連絡 → 以下の要点を絞って簡潔に伝えましょう
・今どこにいるか?
・どのような状況なのか?
・迂回など対応が可能か?
・何時頃到着見込みか?
要点をしっかりまとめてから連絡しましょう。
また、目的駅に到着したら再度連絡するなど、細やかな対応を忘れずに。
タクシーやバスなどで目的地に向かっているところで、交通渋滞に巻き込まれてしまうことはよくあります。
また、タクシーやバス以外にもご自身で車を運転して面接地まで向かう場合もあります。この場合、運転しながら電話することはもちろんできません。またさらに高速道路での渋滞では路肩に駐車することもできません。そのような場合の対処法をお教えします。
【ポイント】
(1)まずは安全に駐車できるサービスエリアやパーキングエリアを探して駐車
(2)迂回情報を検索、または地図で迂回できそうなルートを調べる
(3)相手に連絡 → 以下の要点を絞って簡潔に伝えましょう
・今どこにいるか?
・どのような状況なのか?
・迂回など対応が可能か?
・何時頃到着見込みか?
電車遅延での遅刻と同様に、連絡する際には要点をしっかりまとめることが必要です。しかし、道路によっては迂回ができなかったり、到着見込みの時間もわからないことが多いと思います。そのため、目的地近くに到着したら改めて連絡するなど次に連絡ができるタイミングをしっかり伝えることも重要です。
特に高速道路などの事故渋滞は迂回ルートを見つけることが難しいので、渋滞情報掲示板などを参考に余裕を持った連絡をしましょう。
ここまでは交通事情での遅延に関する対処法についてお伝えしました。
ここからは大事な日にご自身が体調不良に陥ってしまい遅刻しそうになった場合の対処法をお教えします。
朝起きたらなんだか体調が悪い。面接に向かう途中に具合が悪くなったり、けがをしてしまったり・・・本当は病院に行きたいけれど、面接の時間に間に合わない!そんなときの対処法です。
【ポイント】
(1)早めに状況を伝える → 前日から体調が悪い場合には、悩まずに早めの連絡を心がける
(2)無理せずに病院に行くことを伝え、時間や日程の変更が可能か確認する
(3)診察が終わったら改めて面接の日程を決めてもらう
まずは無理せずに病院へいきましょう。また午前中の面接などの場合は早めに病院へ行き、面接企業の営業時間に合わせて電話をしてください。多くの企業は理由を聞いて納得してくれたり、日時の変更などに応じてもらえるはずです。
無理して病状が悪化する前に病院で受診する方が長期的に考えるとご自身のためになるはずです。まずは、どのような症状や状態であっても無理をしないことが重要です。
初めて行く場所や工事などで普段とは街の様子が変わっている場合には、道に迷ってしまうこともありますよね。もちろん、地図アプリで行き先を検索したり、GPSで自分の場所を確認したりすることも多いと思いますが、まずは余裕をもって相手に連絡をしてください。
【ポイント】
(1)自分のいる場所のわかりやすい目印をみつける(近くのお店や信号機の交差点名)
(2)自分がどの方向に向いているかを確認する(駅を背にして、目印を右手に見て、など)
(3)大きな道路では、どちら側の歩道にいるか?(●●●に向かって右側の歩道、など)
【相手に伝わりづらい目印の表現】
・大きなビル、白いビル
目印があいまいだと相手もどこにいるのかわかりません。
ビルの名前や特徴などを伝えましょう。
・自動販売機
地域により異なりますが、街にたくさんあるものだと、どこにいるのか判断がつきません。
具体的な名称や目立つようなものを目印として伝えましょう。
ポイントをご紹介しましたが、基本的には事前にしっかり調べてから向かうようにしましょう。
不安な場合は、地図アプリなどで徒歩ルートを事前に登録することをオススメします。
基本的に約束の時間に遅れてしまうことは避けるべきですが、印象が悪くならないように早めに連絡をしたり、誠実に伝えることで、「社会人としてしっかりした対応ができる人だな」と印象付けることにもなります。また体調管理は重要ですが、具合が悪くなってしまったら無理せずにスケジュールの変更をお願いすることも一般的な対応といえます。
どんな理由にせよ「遅れてしまうかもしれない」と思ったときすぐに連絡しましょう。また連絡する際には焦って早口になってしまう場合も多いので、一度呼吸を整えてから電話をかけるようにしましょう。
そしてまずは、応募や窓口の連絡先へ電話できるように事前に確認しておきましょう。
遅刻することで与えたマイナスのイメージをプラスに変えて面接に臨みましょう。
Copyright © ISETAN MITSUKOSHI HUMAN SOLUTIONS. All Rights Reserved.