2020年以降、コロナ禍をきっかけに採用市場は大きく変化しました。大人数を集めて行う企業説明会の中止にともない、オンラインでの説明会と面接の実施など、今まで主流であった対面での面接方法が見直されてきました。今では対面とオンラインの二通りの面接や説明会を行っているところも少なくありません。
今回は、以前に掲載したコラム「動画面接の押さえておくべきポイントを解説」の応用編として、世の中の採用面接方法の変化や具体的な活用方法などをご紹介します。
これまでの対面での面接に加え、スマートフォンやタブレットなどのカメラで撮影した動画を、企業が指定したフォームに入れて行う「動画面接」やPCやスマートフォンを介してリアルタイムに面談を行う「オンライン面接」が増えてきています。
また最近では、応募受付時にエントリー情報としての自己PR動画を作成して送付し、一次面接をオンライン面接で行う方法などが見られます。また、録画とオンライン面接の併用や最終面接のみ対面で行うなど、面接の方法を使い分ける企業も多くみられます。
(1)エントリーシートと一緒に動画を送信
基本情報の入力とエントリー動画の撮影を行います
→固定の質問や選択式の質問から選んで動画を撮ります。
→志望動機や将来の目標などが多く、ご自身を一方的にアピールする印象が強いです。
→「動画だから緊張しない」と思わずに、しっかり準備をしましょう。
(2)面接
オンラインでの面接をします
→あらかじめ決められた時間にPCやスマートフォンを接続して面接官と面接をします。
→会話形式となるので通常の面接と一緒でその場で質問などもできます。
→直接会わなくても、面接を受けている気持ちでしっかり臨みましょう。
(3)二次面接
実際に採用担当者と会って面接します
二次面接も動画で行う場合もあります
面接は「とにかく第一印象が大切」。これは対面に限らず動画面接でも共通して言えることです。 応募時に送るエントリー動画は時間は限られているケースが多く、そのなかで志望動機や自己アピールなどを明確に盛り込むことは意外と難しいものです。何度も取り直しができるのが動画のメリットとなりますが、事前に話すことを準備をしてから臨みましょう。入念な準備は自信になり第一印象アップにもつながります!
★明るさを意識
なるべく明るい部屋で撮影しましょう。
室内の光量を上げるのは難しい場合は明るめの服を着用しましょう
★わかりやすさ
だらだらと自分のことを語るのでは相手に気持ちが伝わりにくくなる場合があります。わかりやすくするために、プレゼンテーションのように軽い身振り手振りをしながら話すのもよいでしょう。
また企業によっては手作りのフリップを用意して話の内容を見せることが有効な場合もあります。
★明るさを意識
動画を加工して肌をきれいにしたり、目を大きくする必要はありません
★実際に会ったら別人と言われないように自分のキャラクターを作りすぎないように自然な受け答えにしましょう
番外編として、企業説明会の代わりに閲覧することができる、企業PR動画を見るポイントを少しご紹介しましょう。
視覚に訴える動画を用いることで企業のイメージが伝わりやすくなります。動画の一番のメリットと言えるでしょう。その一方でPR動画を見ただけで何となくその企業のことが十分にわかった気分にもなりがちです。あとで「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、イメージだけでなくしっかりとご自身で企業情報を確認することが重要です。
企業ホームページの情報はもちろん、就活サイトの企業情報や口コミなどもチェックしましょう。可能な方はOB・OG訪問をすると会社の雰囲気もわかりますよ。
いかがでしたか?動画による面接は移動時間や交通費の軽減など多くのというメリットがあります。一方、対面ではない分、準備不足だと思ったことが伝わらずに面接の時間が終わってしまうことも。対面での面接同様、企業情報や採用市場のトレンドの情報収集や自分が伝えたいことをまとめるなど事前準備にはしっかり時間をとって挑んでください!
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