接客や販売職に有利な資格を紹介

お客さまと直接関わることが多く、その店の売り上げに直結する大切な業務を担う販売職ですが、就職する際に絶対に必要な資格はありません。ただ、自分の力をしっかりとアピールするためにも、販売に関する専門的な資格を取得しておくと就職の際に有利です。そこで今回は、販売職に就職する際に有利な資格について詳しく解説していきます。

販売職に資格は必要?

販売職の一般的な仕事内容は洋服や化粧品、宝石といったさまざまな商品を接客しながら販売することです。ほとんどの求人では特別な資格を不要としていますが、ファッションコーディネートのアドバイス、商品の陳列など、業務のほとんどにセンスが必要とされるため、そのセンスを証明できる資格を取得しておくと、就職の際に大きなアピールとなります。ただ、販売する商品などによって取得したほうが良い資格は異なります。販売職で就職を考えているのであれば、希望する企業の業務内容をリサーチし、その業務に役立つ資格を取得しておくと良いでしょう。

販売職に役立つ資格

では販売職に就職する際に役立つ資格とはどういったものがあるのでしょうか。下記にまとめました。

■ 販売士

接客マナーをはじめ、マーケティング、商品の仕入れ、商品管理、売り場のディスプレイなど、主に小売店で必要とされる実践的な知識を幅広く持っていることを証明する資格です。リテールマーケティング(販売士)検定試験に合格することで取得でき、3級から1級まであります。販売に関する基礎知識を習得していることを証明する3級は、通信教育などで勉強をすれば4ヶ月程度で取得できるといわれています。

■ ファッション販売能力検定

デパートやアパレル業界で認知度が高い資格で、接客やマーケティングに関する知識やスキルがあることを証明してくれます。3級から1級まであり、1級はやや難易度が高くなりますが、マネジメントや運営に関する知識があることを証明してくれるため取得しておくと大変有利です。

■ ファッションビジネス能力検定

ファッションに関する造形的知識や技術だけでなく、流通の知識を持ち、利益をあげるための戦略を立てることができる人材であることを証明してくれます。高級ブティック、デザイナー事務所など、比較的敷居が高いとされる企業にも十分アピールできる資格です。資格の効力が強いにもかかわらず、合格率が高いのも魅力です。3級から1級まであります。

■ カラーコーディネーター

配色に関するエキスパートであることを証明する人気の資格で、アパレル業界だけでなく、インテリア、ネイル、ブライダル、広告業界など幅広い業界にアピールできるのが魅力です。特に、コーディネートをアドバイスするアパレル業界、インテリア業界などの販売職では、資格取得は大きな武器となります。


アパレル業界やインテリア業界では販売員のセンスが売り上げに大きく関わってくるため、企業はよりセンスの良い人を採用したいと考えています。専門的な知識を習得し、一定のセンスがあることを証明するためにも、資格を取得しておくと良いでしょう。

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