もっていればきっと有利!現場で重宝される事務職の資格&スキル5選

  • 書類や電卓、キーボードの写真

書類作成や伝票整理、電話応対など、その企業の事業がスムーズにすすむために不可欠な業務を担当する事務職。営業職や技術職などほかの職種と比べると時間の融通が効きやすいため、求人倍率の高い職種のひとつです。今回は、人気の事務職で採用を勝ち取るために取得しておきたい資格について、詳しく解説していきます。

事務職に資格は必要?

事務職の求人は「資格不要」となっている場合がありますが、資格を持っていない人よりも、資格を持っている人のほうが採用されやすいというのは当然です。資格は任される業務に対するスキルを客観的に証明してくれるからです。企業はできるだけ即戦力となる人を採用したいわけですから、実際の業務に関連する何らかの資格を持っていることは大きなアピールポイントになるはずです。例えば、パソコンを使った業務が中心ならばパソコンに関する資格、秘書関連の業務が中心であれば秘書関連の資格があると採用されやすくなります。

事務職の就職に有利な資格

事務職で役立つ資格にはどのようなものがあるのでしょうか。代表的なものを詳しく見ていきましょう。

■ 簿記検定

事務職の求人に応募する際に圧倒的に有利になる資格のひとつが簿記の資格です。日商簿記3級は高校生でも合格可能なレベルですが、2級は履歴書で堂々とアピールできる資格です。経理事務の仕事を希望するのなら、取得しておいて損はありません。

■ MOS

マイクロソフト・オフィス・スペシャリストの略で、ワードやエクセルのスキルを証明するための資格です。ワードやエクセルのスキルは事務職に不可欠ですから、マイクロソフト社が認定する国際資格であるMOSは取得しておくと大変有利になるでしょう。

■ 秘書技能検定

企業からの認知度や評価が高い資格が秘書技能検定です。一般的に秘書検、秘書検定などと呼ばれています。社会人としてのマナーや一般常識だけでなく財務知識、ビジネス文書の作成や来客応対のスキルなど、実務で戦力となる知識やスキルを証明することができます。

■ TOEIC

貿易事務や海外との取引きがある企業に就職しようと思っているのなら、英語でのコミュニケーション力を判定するTOEICは必須です。履歴書に堂々と書きたいのであれば最低でも600点以上のスコアを目指しましょう。企業によっては「TOEIC○点以上」といった条件を設けているところもあります。

■ 医療事務に関する資格

病院の事務で働くのなら、診療報酬請求事務能力認定試験、医療事務技能審査試験、医療事務管理士技能認定試験などに合格しておくと就職の際に有利です。診療費の計算やカルテの整理など、病院にとって必要な業務のスキルを証明してくれます。


上記で紹介した資格は、取得しておくことで就職する際に有利というだけでなく、資格取得のために学んだことをそのまま業務でも活かすことができる実践的な資格ばかりです。どのような業務を行いたいかを考え、必要な資格を取得して就職活動を有利にすすめましょう。

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