履歴書の写真は撮り方を工夫して印象アップ!

「人は見かけではない」とは言うけれど、人事担当者はもちろん履歴書の写真をチェックします。履歴書の内容がまったく同じ人が2人いて、どちらか1人しか採用できないとしたら、写真の印象が良い人を選ぶこともあるかもしれません。履歴書の写真というのはそれほど重要だということを理解しておきましょう。そこで今回は、人事担当者に好印象を与える履歴書の写真の撮り方について、そのコツを詳しく説明していきます。

履歴書の写真の重要性

人は見かけだけで判断してはいけないものですが、それでも見た目の第一印象というのは人間関係を築く上でとても大切なポイントです。人事担当者が履歴書の中で真っ先に見るのは写真だとも言われています。仏頂面の人と、やわらかく微笑んでいる人、どちらと一緒に仕事をしたいかは答えを聞くまでもありません。人と接することが少ない業種ならまだしも、営業やサービス業など人と関わる仕事の場合は、写真の印象が悪い時点で選考外となることもないとは限りません。ですから、履歴書に添付する写真は、この人はどんな人なのだろう? どんな考えをしているのだろう? と興味を持たせ、実際に会ってみたいと思ってもらえる写真であることが大切なのです。

履歴書の写真はどこで撮るべき?

履歴書の写真は人事担当者に与える印象を左右するものですから、どこで撮影するかにも気を配るようにしましょう。駅前などによくあるスピード証明写真機は、仕上がりも早く、安く写真を撮ることができます。ただ、高品質な写真を撮ることは難しく、写真の印象が人事担当者の判断を左右してしまうことを考えると、あまりおすすめはできません。

顔の表情や明るさ、背景の自然さなど、すべてにおいて好印象に仕上げるのなら、断然プロの写真屋さんに依頼するほうが良いでしょう。当然のことながら、費用はスピード証明写真機と比べると割高になってしまいますが、人事担当者に与える印象は大きく違います。少々高くてもプロに頼むほうが賢明でしょう。

表情の作り方

仏頂面はもちろん良くないですが、不自然な笑顔もいけません。履歴書の写真を撮る際の表情は、あくまでも自然な表情であることが大切です。目は見開くのではなく、いつもよりも大きく開けるイメージで、口もとが下がっているとブスッとした印象になるので、必ず口角を上げて微笑んだ状態で写真を撮ってもらいましょう。ただし、口角の上げすぎには注意です。カメラマンに口角の上げ方が不自然じゃないか確認してもらいましょう。また、顔の表情を自然に見せるためには、左右対称であることが大切です。どちらか片方の口もとだけが上がっているということがないようにしましょう。鏡の前であらかじめ練習しておくと良いでしょう。


人事担当者にとって、応募者の写真は、合否の判断材料のひとつと言っても過言ではありません。写真ひとつで印象が変わることもあるため、写真屋さんで自然でやわらかな表情を撮影してもらうことをおすすめします。

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