好きなことを活かして気づいたら収入もアップ！趣味を仕事にしやすい業界って？

転職を考える際に「趣味を仕事に活かせないか？」と考える人は少なくないようです。そこで今回は趣味を仕事に活かすべきか否か？を検討し、趣味を活かせる職場をご紹介します。

趣味と仕事をつなげるべきか？ 分けるべきか？

趣味と仕事をつなげるべきか？ 分けるべきか？ については、その人の考え方次第ですが、一般的には仕事と趣味は分けるべきと言われています。なぜなら、趣味は自己満足だけでも楽しめますが、仕事はお金を支払う相手に評価されなければならず、それが辛くて「楽しめない」と感じる人が多いからです。

一方で、趣味として蓄積した知識や技術が仕事に活かせるから趣味と仕事をつなげたいと言う人も多くいます。また、趣味にしていることだからこそ「もっと探求したい」「知識や技術を身に付けたい」という向上心がより強くなり、仕事を推進する大きな原動力にもなります。そして趣味にしていることだからこそ「忙しくても辛くてもがんばれる」といったプラスの材料が多いのも事実です。趣味を仕事にしたいという強い気持ちがあれば、結果的に楽しめることも多いでしょう。

趣味を仕事に活かせる職場の例

趣味別に、趣味を仕事に活かせる職場をご紹介します。

■　スポーツが趣味の人に向いている職場

プロアスリート以外にも趣味を活かせる就職先はたくさんあります。例えば、スポーツ用品メーカーや、野球やJリーグといったプロスポーツチームを運営する会社などです。アマチュア競技でもスポーツチームを管理する団体は、就職先のひとつとなります。また、スポーツジムやフィットネスクラブ、スタジアムや体育館などのスタッフとして働くのも良いでしょう。ライティングの技術があれば、スポーツの魅力を伝えるマスコミの仕事も良いかもしれません。

■　ファッションに関する趣味を持っている人に向いている職場

ファッションデザイナーや服飾メーカーの社員だけがファッション好きの人のための職場ではありません。例えば、百貨店や商業施設でのアパレル販売業もファッションとつながる仕事です。また、ファッションの展示会やファッションショーを企画、運営したり、商品をPRしたりする会社でもファッションに対する情熱や知識を活かすことが可能です。マネキンの製造会社や貸衣装会社も趣味を仕事につなげられる職場と言って良いでしょう。

■　音楽に関する趣味を持っている人に向いている職場

音楽も、アーティストやレコード会社、楽器メーカーだけが趣味とつながる職場ではありません。楽器店やレコード販売店、レンタルショップの販売業も音楽という趣味とつながる仕事です。またコンサートの運営会社や音響制作会社の社員も知識や技術を活かせるでしょう。レコーディングスタジオやライブハウス、コンサートホールのスタッフも選択肢のひとつです。加えて、アーティストのマネジメント会社やファンクラブのスタッフをするのも良いでしょう。


今回ご紹介した趣味を活かせる仕事は、あくまでもその一部にすぎません。趣味と言ってもその分野に関わる仕事は数多くあるのです。真剣に趣味と仕事をつなげたいと思う気持ちがあれば、きっとその職場が見つかるはずです。ぜひ前向きにチャレンジしてみてください。